今日は仙台の販売代理店に呼ばれて、福島は会津若松へ商談の出張に行って来ましたので備忘録の意味も兼ねて、旅の様子を書いてみましょう。
アポの時間は会津若松のお客さん先に13時30集合
会社の後輩に福島出身の人間もおり、意識的に福島が身近だったこともあり、東京から福島なんて新幹線ですぐでしょーくらいに出張も安請け合いをしてしまったのですが、甘かった。。。
検索すると13時に会津若松の駅に着くには、私の自宅を7時半には出ないとダメじゃないですか!
最初はなんかの間違いかと経路検索ソフトで検索し直したのですが、全然まちがいじゃない。
よく見ると電車と電車の間の待ち時間が90分、60分とか出てる、、、
在来線乗る時間と同じ時間だけ待ち時間がある、、、
さすが田舎!田舎出張に効率的な移動を求めてはいけない
田舎出身でも東京生活のほうが長くなってきて、初心を忘れてました。
田舎って1時間に電車が数本の世界ってことを。
ピュアだった頃の気持ちを想い出させてくれてありがとう!福島!!
まずは池袋でチケットを買わねばと、みどりの窓口へ。
しかし!
みどりの窓口は8時から。
まだ8時前で、みどりの窓口がやってないじゃないですか。
さっそく経路検索で「1本先」で検索し直し。
出た時間は、到着14時10分。。。
いやいや、12時50分着の次がなんで14時10分なのよ。
おそろしや田舎。
ありがとう福島。
そんなことは言ってられないので、別ルートで検索です。
よかった、大宮まで線で行って、そこから新幹線で行けば大丈夫そうです。
下りの空いてる朝の埼京線で大宮まで行き、8時10分発のやまびこ205号で郡山まで1時間半の新幹線タイムです。
Suicaで新幹線にも乗れる
仙台方面の出張で毎回驚くのは、平日でも仙台方面の新幹線って席が取れないくらい混んでいることです。
本数が少ないことが影響してるのでしょうが、名古屋、大阪方面の新幹線より混んでるんじゃないでしょうか。
よっぽど下りの埼京線の方が快適でしたよ。
在来線から新幹線へ乗り換える時、最近ではSuicaとの併用でスムーズな乗り換えが可能です。
新幹線乗換改札機に新幹線んの切符を投入し、Suicaをタッチすることで、池袋駅~大宮駅間のIC運賃がSuicaのチャージ残額から自動精算され、そのまま新幹線改札に入れます。
大宮駅~郡山駅への新幹線料金
大宮駅から郡山駅までの料金は¥6,460
池袋から大宮までの料金と郡山から会津若松までの在来線の料金を含めると片道¥8,000
往復¥16,000が今回の出張にかかるコストです。
マネージャーの私の一日工数を合わせると、なかなかのコスト。
会社への説明としては必ずこの商談は成功させないと。
郡山駅に無事到着
9時半にようやく郡山駅に到着し、郡山駅で降りると、景色は一遍。
田舎!
なんもないという話ではなく、すべてがデカい!というか、広い!
地方の玄関口って、施設は整ってて、土地代が安いから、喫茶店なんかでも有りえない店舗面積だったりしますからね。
あと田舎だなぁと感じたことと言えば、なんとホームに喫煙所がある!
都市部では考えられないですね。
きっと、地方の方が喫煙率が高いことと、受動喫煙といった今話題になっているような意識が低くなりがちだからなのかな。
そして1時間半の乗り換え待ち
1時間半あったら、新幹線で東京から名古屋まで行けちゃうこのご時世に乗り換え待ちで1時間半待たせるなんて、、、
郡山駅から会津若松までは磐越西線で行くのですが、これがなんと1時間に1本という、、、、
住む国によって、地方によって、流れる時間の速さが違うなんて表現がされますが、ほんとに流れる時間は違うんですね。
まるで精神と時の部屋
そんな精神と時の部屋の中で優雅なティータイムと早めの昼食をとり、一時間に一本の貴重な電車へ乗って会津若松駅へ。
東京の自宅を7時台に出て到着は12時59分。。。
あれ?今日福岡出張だっけ?
いやいや、福島出張です。
田舎の在来線が絡む出張は恐ろしいことになりますね。
いつも都市から地方都市への出張しかしてない身としてはいい教訓の出張となりましたよ。
げんなりすることの連続な今回の出張でしたが、1個だけテンションが上がったこと。
会津若松へ向かう電車からの景色です。
スマホのカメラから撮影した写真では、表現しきれないのが残念ですが、山から畑にかけてまだ雪が残る一面がまっしろに染められた風景の雄大さにはやられてしまいました。
1時間に1本しかこない場所で、こんな雄大な景色に囲まれて生活したら、きっと1年間で今とはまったく違う人間になれる気がします。
沖縄とかに突然移住したりする人の気持ちが分かる気がするなあ。